簡単!きれい!スーパーボールの作り方
ぐるぐるかき混ぜるだけで、子どもに大人気のスーパーボールが作れちゃう?
自由研究や雨の日工作にもぴったりな実験です。
使用する材料は100均で揃えられるので、簡単に挑戦できますよ。
ラメや絵の具を加えれば、世界でひとつだけのきれいなスーパーボールのできあがり!
スーパーボールとは?
夏の風物詩として、祭り屋台の一角でよく見かけるスーパーボール。
ゴムでできたボールで、弾力のある手触りが特徴です。
地面に落とすと勢いよく跳ね返るので、予測のできない動きが人気。
子ども向け玩具として、広く扱われています。
スーパーボールを作るのに使うもの
今回使う材料はとてもシンプル!
足りないものは100均で揃えられます。
- 水 100ml
- 塩 40g
- 洗濯のり 25ml
- カップ
- 竹串
- スプーン
- 絵の具または着色料
絵の具は、水に溶けやすい水彩絵の具を使いました。
絵の具は少量あれば十分です。
着色料は100均で取り扱いがないようですが、インターネットやスーパーで購入可能です。
簡単!きれい!スーパーボールの作り方
さぁ、それではさっそく作っていきましょう。
塩水を作る
100mlの水に塩40gを加え、食塩水を作ります。
一度に塩を入れると溶けづらいので、少しずつ足していきます。
完全に溶かすのは難しいので、溶け残りがあっても問題ありません。
色をつける
スーパーボールに色をつけたい場合、このタイミングで着色しましょう。
何もしなければ白色のスーパーボールに仕上がります。
後から色を足せないので注意!
絵の具または着色料を水に溶かし、食塩水に加えます。
溶け残りがあると見栄えが悪くなるので、着色した水を加えるのがおすすめです。
試しに、食塩水にそのまま絵の具を加えてみます。
溶かしが甘かったのか、出来上がりはこんな状態に。
着色料を使うときは、竹串の先端を着色料に浸し、水に落として少しずつ溶かしましょう。
色が濃いからボトルからそのまま水に入れるのはダメ。
少しずつ色を追加し微調整することで、イメージに近いきれいな色に仕上がりますよ。
洗濯のりを加える
食塩水に洗濯のり25mlを加えます。
少なければ追加すればいいので、神経質に測らなくても大丈夫です!
実際のところ、目分量で試しても上手くいきました。
竹串で混ぜる
洗濯のりを加えると、湯葉のように薄い膜が食塩水の中に広がります。
竹串に膜を巻きつけるイメージで、食塩水のなかでクルクル回しましょう。
しばらく続けると、こんな感じになります。
竹串の周りについたスーパーボールのもとをそっと竹串から外しましょう。
サイズが小さいと思ったら、洗濯のりを追加してもう一度クルクル。
上手くつかないようなら大さじ1の塩を混ぜ、洗濯のりを少しずつ加えてください。
様子を見ながら配分を調整!
丸める
取り外したら、市販のスーパーボールのように丸めていきます。
きれいに丸めるコツは、丸めながら水気を拭き取ることです。
水気がなくなってから成形するのは難しいから注意!
水気が取れたら、完成!
完成直後も跳ねますが、少し時間を置くとさらに跳ねやすくなります。
市販のスーパーボールと全く同じとはいきませんが、きちんとバウンドしました。
スーパーボールを作る際のコツや注意点
最後にコツや注意点を確認していきましょう。
絵の具は色水にして使う
スーパーボールを着色するときは、着色料をしっかりと溶かしましょう。
溶け残りがあると見栄えが悪くなってしまいます。
後から色をつけられないので、タイミングを間違えないよう注意してください。
食塩水は使いまわしても問題ありませんが、色水にした場合は作り直すことをおすすめします。
混ぜ合わせると好みの色にならなかったり、溶け残りが目立つようになり…失敗を誘発する結果となりました。
食塩水を何度も繰り返し使うと塩分濃度も曖昧になるので、1~2回で新しいものを用意するのがよいでしょう。
水分をしっかりと拭き取る
跳ねるスーパーボールを作るためには、よく乾かすことも重要です。
ティッシュは表面に張り付きやすいので、タオルを使って水気を取るといいでしょう。
時間を置くとスーパーボールから水が出る場合もあるので、タオルの上で少し寝かせてから使うことをおすすめします。
保管方法
そのまま長時間放置しておくと、蒸発してカピカピになります。
表面には…塩でしょうか?結晶が見えますね。
そもそも長期間の保存は難しいのですが、冷蔵庫に入れることで蒸発を遅らせることは可能です。
保存容器やジップ付き袋などに入れて、冷暗所で保管してみてください。
使えなくなるのは残念ですが、常温保管して変化を観察するのもおもしろいです。
簡単!きれい!スーパーボールの作り方のまとめ
少ない材料で誰でも作れるスーパーボール!
材料を混ぜ合わせたときの変化や製作過程、蒸発する様子の観察など、視点を変えることでスーパーボール作りを「実験」として楽しめます。
知的好奇心も刺激してくれるので、子どもと一緒にぜひお楽しみください。