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洋服に刺繍!初心者でも簡単にできるデザインを紹介

@saori
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今回はお花のデザインをベースに、初心者でも簡単にできる刺繍を紹介します。

糸の色や本数、縫い方を変えるだけで、全く違う印象に。

基本の縫い方をマスターするだけでも、さまざまなアレンジが楽しめますよ!

刺繍をする前に知っておくべきこと

刺繍をする前に、いくつか基本的な内容を紹介します。

材料や手順を知っておけば、刺繍をより一層楽しめるでしょう。

材料

材料
  • 刺繍糸
  • 糸切りはさみ
  • 刺繍したい布
  • チャコペン
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下書きの方法

刺繍をする前に、下書きをして完成イメージを膨らませましょう。

まず始めに、作りたい花のサイズに合わせて丸を書きます。

書いた丸のサイズが花の直径になります。

小さすぎても難しいので、慣れるまでは3~5cmほどで描くのがおすすめです。

次に、丸の中に十字線を引きます。

線と線の間にさらに線を書き足しましょう。

雪の結晶のようにも見えてきましたね。

これでベースが完成しました。

ここからは、刺繍方法によって書き方が少し変わります。

  • ストレートステッチ

このまま好きな数だけ線を増やしてみてください。

ストレートステッチは直線を縫うだけなので、線と線の間隔が狭くても問題ありません

  • レゼーデイジーステッチ

レゼーデイジーステッチを使うと丸みのある花びらを縫うことが可能です。

直線を囲うように、横から花びらを付け足します。

レモンや葉を描くイメージで、先端を少し尖らせると作業しやすいでしょう。

  • フレンチノット

点を打つだけで大丈夫です。

糸の本数と見え方

刺繍糸は細い糸が絡まって、ひとつの糸になっています。

糸を指でほぐすと、このように6本の糸に分かれました。

針に通す糸の本数を調整することで、出来上がりのイメージが変わります

写真左手が3本、右手が6本です。

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基本の刺繍1:ストレートステッチ

それではいよいよ、針や糸の使い方について説明していきます。

まずは、誰でもできる簡単な刺繍から紹介しますね。

難しい技術は一切ないので、全体のバランスを見ながらゆっくりと刺してみましょう。

花びらの作り方

針や糸の準備は、通常の裁縫と同じです。

針に糸を通したら、糸の先端に玉止めをしましょう。

ストレートステッチは、中央から外に向かって真っすぐ縫う方法です。

まず布の裏側から針を刺し、花芯(円の中央)に糸が出るよう引っ張り出します。

下書きに沿って花びらの先端に針を刺して糸を通すと、1本線が出来上がりますね。

どうでしょう?とっても簡単ですよね。

裏面中央から針を刺し、表面の先端に刺す、これだけなんです。

この工程を下書きぶん全て繰り返すと、このようになります。

最後に裏側で玉止めをしたら、花びらは完成です。

花芯の作り方

先ほどと同じように針に糸を通し、糸の先端に玉止めをします。

裏面中央から針を刺し、できあがった花びらの中央に糸をもってきます。

針に糸を2〜3回巻きつけたら、針を抜いて玉止めを作ります。

玉止めの真上から針を刺し、そのまま元の穴に刺し戻します。

最後に裏側で玉止めをしたら、花芯の完成です。

この縫い方は「フレンチノットステッチ」と呼ばれています。

花びらと花芯で糸の色を変えれば、フレンチノットステッチだけでもお花を作れます。

フレンチノットステッチを同じサイズでいくつか縫えば、かすみ草のような小花にも早変わり

ストレートステッチとの相性もよく、このような「・ー・ー・」「=:=:=」少し凝ったラインデザインも可能になります。

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基本の刺繍2:レゼーデイジーステッチ

次は少しレベルアップして、工程を増やしてみましょう。

花びらの作り方

ストレートステッチと同じように布の裏側から針を刺し、花芯(①)から糸が出るよう引っ張り出します。

糸をたるませ輪を作り、花芯と同じ箇所(①)に針を刺したら、花びらの先端(③)から針を出します。

このとき、針が輪の中をくぐって出てくるように調整しましょう。

強く引っ張ると花びらが小さくなってしまうので、無理に引っ張るのは避けてください。

最後に花びらを引っ掛けるよう、花びらの奥に(④)針を通して形を固定します。

この工程を繰り返し、花びらを増やしていきます。

花芯は先程と同じように、フレンチノットステッチで作ってみましょう。

完成したのがこちらです。

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洋服に刺繍をする際のコツや注意点

最後に、刺繍をする際の注意点を紹介します。

意識して縫うだけで出来上がりが見違えるほどきれいになりますよ!

フレンチノットステッチは玉止めで代用可能

フレンチノットステッチは、コツをつかむまで難しく感じる人も多いでしょう。

どうしても難しければ、玉止めでそれっぽく見せることが可能です。

裏面から針を出して表面で玉止めをしたら、すぐ側に再度針を刺して、裏側で玉止めをして固定します。

少し形は違いますが、遠目から見ればほとんど見分けがつきません。

縫い始め・縫い終わりの糸処理

今回は初心者向けに「玉止め」を使いましたが、他にもいくつか方法があります。

凹凸が少なく全体に統一感が出るので、慣れてきたら他の方法を試すのも良いでしょう。

今回はズボンのポケットに縫ったので裏面は見えませんが、裏面の完成度にこだわりたい人にもおすすめです。

「刺繍 糸始末」などで検索してみてくださいね。

糸がねじれないように注意する

せっかく塗ったデザインも、糸がねじれていると見栄えが悪くなってしまいます。

糸を整えてから縫うよう意識すると、綺麗に仕上がりますよ。

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洋服に刺繍!初心者でも簡単にできるデザインを紹介のまとめ

3種類の縫い方を覚えるだけでも、可愛いデザインになります。

一針一針自分で縫うと、なんだか愛着もわきますね。

今回使ったジーパンはハイターを使って色落ちさせたもので、刺繍を加えることでさらにパワーアップできました。

不要になったものや物足りないデザインでも、アイディア次第でお気に入りに生まれ変わりますね。

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ABOUT ME
さおり
さおり
大学卒業後小学校教員、特別支援学校教員を務め退職。
半年間フィジー留学。
帰国後スクールでプログラミングを学び、IT企業へ転職。
現在はフリーランス。
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