100均のものでできる!押し花フレームの作り方
飾るだけでパッと華やぐ草花。
美しい反面、きれいに飾っておける期間が短く、管理が難しい一面がありますよね。
そんなときにぴったりなのが、押し花への加工です。
今回は誰でも簡単に楽しめる加工方法とアレンジを紹介していきます。
押し花フレームとは
押し花を写真立てに閉じ込めたものです。
管理が不要なので、生花のように気にかける必要がありません。
華やかな見た目からインテリアとしても注目が集まり、部屋のアクセントやプレゼントとしても選ばれています。
写真やメッセージカードなどを組み合わせ、アレンジを楽しむことも可能です。
押し花フレームを作るのに使うもの
それでは、必要な材料を確認していきましょう。
100均で揃えられるので、手軽に挑戦できますよ!
- 写真フレーム
- 草花(もしくは造花、既製品の押し花)
- デコレーション素材(ペン、メッセージカード、シールなど)
100均のものでできる!押し花フレームの作り方
既製品の押し花を使えれば簡単ですが、取り扱いのない店もあります。
そんなときには、造花や花柄のシールを使っても可愛いですね!
押し花にこだわるのであれば、ドライフラワーや自生している草花で押し花を作ってみましょう。
詳しい作り方は後半で紹介します。
まずは、既製品での作り方から説明していきます。
デザインを決める
まずはデザインを決めましょう。
「押し花 フレーム」「押し花 アート」で調べると、参考になる画像がたくさん出てきます。
メッセージカードを重ねたり、ブーケ風に花を束ねて並べても素敵。
フレームを組み立てる
使用するフレームによっては、事前に組み立てが必要な場合があります。
裏面を確認し、必要な手順があれば先に済ませておきましょう。
使用するフレームのサイズやデザイン、カラーや素材によって印象が変わります。
ウッド調・淡い色味のフレームを選ぶと柔らかな印象に、金属・デザインの凝ったフレームを選ぶと高級感が増します。
与えたい印象や飾る場所によって、フレーム選びにもこだわってみましょう。
押し花を並べる
イメージに合わせて押し花を並べます。
滑るようなら、両面テープを小さく切って後ろに貼ってみてください。
もしくは、紙・布などを一緒に挟んで厚みをだしてみましょう。
隙間が埋まって、押し花が落ちにくくなります。
デコレーションを加える
フレーム内外のアレンジは、このタイミングで行いましょう。
デコレーションと聞くとフレームの内側をイメージしやすいですが、フレームの外側や縁を飾ってもOKです。
マスキングテープやシールを貼ったり、ラメを散らしたりしても可愛いね。
記念日や名前を書き込むのも、思い出作りにピッタリだよ!
フレームを閉じる
フレームを閉じたら、完成です!
フレームをそっと動かして、押し花が落ちてこないか確認してくださいね。
押し花の作り方
自生している草花を使って、押し花を作ってみましょう。
電子レンジを使う方法
まずは、段ボールの上にキッチンペーパーやティッシュを敷きましょう。
重なり合わないように草花を載せたら、その上からもう一度キッチンペーパーと段ボールを重ねて、サンドイッチ状にします。
動かないよう輪ゴムで留め、600Wで40秒~1分ほど加熱します。
焦げないように様子を見守ろう。
そっと開いて、草花の水分が完全に飛んでいるのを確認できれば、完成です!
重しをする方法
草花を綺麗なティッシュで挟み、その上に新聞紙や紙を重ねましょう。
紙の代わりに段ボールなど少し厚みのあるものにすると、型崩れ防止にもなります。
ボリュームのある草花は型崩れしやすいので、挟んだ後は極力動かさないようにしてください。
挟み終わったら上から重しを重ねて放置し、数日経ったら様子を確認してください。
湿り気が残っているようなら、新聞紙あるいは紙を交換して再度重しを置きます。
中にあるティッシュは取り替えず、乾ききるまでは触れないようにします。
完全に乾ききったらティッシュを開いて、ピンセットを使って取り出します。
力を入れて掴むとちぎれる可能性があるので、注意しながら使用しましょう!
剥がれにくいときには、軽く息を吹きかけてみるのもおすすめ。
造花を使う場合
造花やドライフラワーも、重しをして使いやすい状態にできます。
平たく伸ばすことで、写真立てに挟みやすくなるためです。
ドライフラワーは、状態によっては形が崩れてしまう可能性もあるので注意が必要です。
状態や形をみながら、慎重に判断しよう!
押し花フレームを作る際のコツ
最後に、上手につくるためのコツを確認していきましょう!
余白を残す
余白を残すことでデザインに落ち着きが生まれ、リラックス感のある作品に仕上がります。
作業しているうちにどんどん詰め込みたくなりますが、グッと我慢。
バランスを見ながら取り組むよう意識してください。
電子レンジはこまめに確認を
電子レンジでの作業は、微調整が大切です。
温めすぎると焦げてしまったり、色が飛びやすくなったりするので注意しましょう。
無理に時間を伸ばさず、こまめに様子を確認しながら作業してください。
100均のものでできる!押し花フレームの作り方のまとめ
押し花が手に入らなくても、代替品や自作することによってアレンジの幅が広がります。
自由な発想で、オリジナルフレームを作ってみてくださいね。