クレイリングの手作りに挑戦!かわいくできる作り方とは?
皆さんは普段身につけているアクセサリーをどこで購入していますか?
気に入るデザインやぴったりのサイズを予算内で見つけるのは、意外に難しいですよね。
「いっそのこと自分で作れたらいいのに」と思ったこともあるでしょう。
本記事では、誰でも手軽に作れる「クレイリング」について紹介します。
低価格なうえに自由自在に調整できるので、まずは工作感覚で試してみてくださいね。
クレイリングとは?
クレイリングとは、粘土で作る指輪です。
クレイは英語で粘土、リングは英語で指輪を意味しています。
おもちゃのような質感と見た目がかわいく、2021年にSNSを中心に流行しました。
クレイリングに用いられる粘土は大きく2つに分けられます。
樹脂粘土、オーブン粘土という名前で販売されています。
どちらの粘土も扱いやすく、固まると強度が増すのが特徴です。
今回は100均で購入できる樹脂粘土を使って、クレイリングを作っていきましょう!
樹脂粘土は加熱が不要で、数日乾かせばしっかりと硬化します。
完成までに時間はかかりますが、小さな子どもでも扱いやすい安全性の高い粘土です。
1袋の内容量は少ないですが、指輪は少量で作れるので安心してください。
1袋で3〜5個の指輪を作れるよ。
手作りクレイリングで使うもの
クレイリングを作るのに必要な材料は、100均でそろえられます。
- 樹脂粘土
- 綿棒
- デコレーション素材(ラメ・ビーズなど)
- ★クッキングシート
- ★型取り用のキャップ
- ★セロハンテープ
- ★はさみ
- ★粘土板
- ★トップコート
★は推奨材料です。
自宅にあるものが中心なので、準備に時間はかかりません。
粘土とデコレーション素材さえそろっていれば問題なく作れるね!
かわいいクレイリングの作り方
クレイリングを作るのに必要なステップは5つ、写真と一緒に工程を確認していきましょう。
1.好みの色を作る
まずは、作りたい指輪のイメージを決めましょう!
手元にある粘土で足りないときには、粘土同士を混ぜて新しい色を作ります。
混ぜ方や回数によって印象が異なるので、オリジナリティーが高まりますね。
気にいる色に仕上がらない場合は、単色で作ってみてください。
また、乾いたら絵具で色を塗れるので、色塗りや絵付けができますよ。
2.粘土を形成する
リング部分とメインパーツに分けて、粘土を形成していきます。
リングは細長くした状態から形を作っていくとスムーズです。
メインパーツは指の関節に収まるサイズで作ると、着用後も指の曲げ伸ばしが楽です。
触っているうちに粘土が乾いてきますが、ボンドやトップコートで接着できるので安心してください。
細かなデザインは、綿棒・つまようじ・定規などを使って形成するのがおすすめです。
神経質にならずに、楽しみながら作業を進めてくださいね。
3.デコレーションをしながらサイズを調整
リングとメインパーツができあがったら、いよいよ最終段階です!
パーツをくっつけて、ラメやビーズを使ってデコレーションします。
夢中になって気付かぬうちに変形することがあるので、サイズ確認も忘れないようにしましょう。
4.乾くのを待つ
できあがったクレイリングは、乾くのに1~2日かかります。
埃やゴミのつかない場所でそっと保管しましょう。
5.ニスや色を自由に塗って仕上げる
そっと触って、乾いていることを確かめてください。
問題ないようであれば、追加で絵の具やニスを塗るのもよいでしょう。
ニス特有のつるっとした光沢がかわいい♡
おもちゃのような質感が好きであれば、もちろんそのままでも構いません!
今回はトップコートやネイルカラーを使って、追加でデコレーションを施しました。
かわいいクレイリングを作る際のコツや注意点
クレイリングは5つのステップで作れるので、誰でも手軽に挑戦できます。
以下にコツや注意点をまとめたので、作る前に目を通してみてください。
ちょっと意識するだけで、楽しく作業できますよ!
コツ
樹脂粘土は水分量の少ないさらっとした粘土です。
指や手にこびりつくことは少ないのですが、仕上がりが気になるようならクッキングペーパーを使ってみてください。
指に直接巻き付けても、型を用意しても構いません。
今回は指と同じ太さのキャップを使って、事前に型取りをしてみました。
クッキングペーパーを使うとこのまま乾かせるので、持ち運びも便利です。
形成後に形が歪む心配もないので、クオリティーにこだわる人におすすめします。
注意点
樹脂粘土は乾くと縮むので、指のサイズより少し大きめに作っておいてください。
ツルンとした光沢を出すには、トップコートよりもニスが向いています。
油性のニスを上塗りすることで、防水・撥水効果を高められますよ。
クレイリングの手作りに挑戦!かわいくできる作り方とは?のまとめ
粘土ならではの扱いやすさで、クレイリングはたちまち人気になりました。
人と被ることのないオリジナリティー溢れる作品は、若い世代を中心に評価されています。
色やデザインを自由自在に操れるので、初心者でも挑戦しやすいのも魅力です。
好みのアレンジを加えて、世界にひとつだけのかわいい作品を作ってみてくださいね。