好きなイラストを布に転写する方法を解説!トートバックを作ってみた
シンプルなバックをアップデートしたい!ライブ仕様の推しバックを作りたい!
そんな想いを叶えてくれるのが、転写バックです。
隙間時間を使って、自宅にあるもので誰でも簡単に挑戦できます。
取り外しができるので、タイミングに合わせてデザイン変更しながら楽しみましょう。
イラストの布への転写とは?
転写とは、絵柄などのデザインを別のものに写す技術です。
手芸用品店や100均では、転写シートと呼ばれるアイテムが販売されています。
素人でも手軽に転写を試せるので重宝されていますが、少々手間がかかります。
そこで今回は、自宅にあるアイテムを使って簡易転写に挑戦してみます!
好きなイラストを布に転写するのに使うもの
誰でも一度は使ったことのあるアイテムで、簡単に作れます。
耐水性・耐久性はないので、一時的に楽しめる簡易転写として活用してください。
- サランラップ
- デザイン用紙
- アイロン
- クッキングペーパー
デザイン用紙は、普通紙に印刷されているもので大丈夫です!
デザインの反転はないので、デザインは正しい向きのまま印刷しましょう。
好きなイラストを布に転写する方法
それでは作り方を確認していきましょう!
デザイン用紙を用意する
まずは転写したいデザインを用意してください。
プリンターで印刷してもいいですし、チラシやパンフレットを使用してもかまいません。
できるだけ厚みのないものを選びましょう。
今回は家庭用プリンターで印刷したものを使用します。
布の確認
転写する布にアイロンをかけ、シワを伸ばしましょう。
気にならないようならそのままでもいいですが、後からかけるとなると確認するポイントが増えるので先に済ませるのがおすすめです。
気になる汚れも、このタイミングでささっと拭き取りましょう。
アイロン準備
アイロンを温め、通常通り準備します。
スチームは使いません。
デザインを貼る位置を決める
転写位置を決めたら、布の上にデザインを重ねます。
転写という名前ではありますが、デザインが布に直接移るわけではありません。
重ねた状態で張り付くので、表面を上にして布に重ねてください。
裏面にしてしまうと見えなくなってしまうので、注意が必要です!
サランラップで包む
デザインをぐるっとサランラップで包みます。
デザインより一回り大きなサイズに切り、布に密着するよう押さえつけましょう。
その上からクッキングペーパーを重ねて、アイロンをかけていきます。
アイロンメーカーによって温度が異なるので、中温からスタートして様子を伺いましょう。
30秒ほど満遍なく当てたら、そっとクッキングペーパーを外してください。
張り付きが甘いようなら、温度や当てる時間を伸ばし、少しずつ調整していきます。
余熱を逃がす
クッキングペーパーを外したら、すぐには触らず余熱を逃がします。
すぐに触ると火傷するだけでなく、剥がれやすくなるので注意!
余熱がとれたら、トートバックの完成です。
表面がつるっとして、プリントアウトしたかのような仕上がりになりました。
好きなイラストを布に転写する際のコツや注意点
最後に、作業中の注意点を紹介していきます。
アイロンは左右から満遍なくかける
アイロンは均一に満遍なくかける必要があります。
意識をしないと偏ったかけ方になるので、縦横に動かしながらかけましょう。
私は2度目でくっつき始めたので、時折様子を見ながら調整してみてください。
余クッキングペーパーはそっと剥がす
クッキングペーパーを勢いよく外すと、サランラップがくっついてしまう可能性があります。
端の方からゆっくり優しくめくることで、失敗を軽減します。
気になる気持ちをおさえて、そっと剥がすように意識してくださいね。
長期間の利用は期待できない
気になる耐久性ですが、思った以上に弱いです。
1日であれば問題ないでしょうが、屋外で繰り返し使うのは難しいかもしれません。
サランラップの種類や熱の加え方によっても多少左右されるので、何度か挑戦しながらコツを掴んでみてくださいね。
中温から高温に変えながら30秒ずつ、アイロンをかける時間を伸ばすと変化が分かりやすいですよ。
取り外し方
取り外し方はいたって簡単で、爪でささっとこするだけです。
万が一外れない場合は、ピンセットをデザインと布の間に差し込んでください。
ハサミもおすすめですが、布を傷つける恐れがあるので力加減が重要です。
好きなイラストを布に転写する方法を解説!トートバックを作ってみたのまとめ
身の回りにあるものを使って、トートバックをワンランクアップさせてみました。
転写と聞くと手順が多く難しい印象ですが、これなら誰でも挑戦できますね。
取り外しも楽々なので、シチュエーションに合わせて繰り返し楽しめます。