初心者でも簡単!靴下で作る人形の作り方
使い古した靴下や着ることのない洋服など、使い道に悩む衣類はありませんか?
再利用の方法としておすすめなのが、手作りの人形です。
子どもの遊び道具としても優秀ですし、記念品として残しておけば愛着もわきます。
誰でも簡単にできるので、お家にある材料でぜひ試してみてくださいね。
靴下で作る人形とは?
タイトルにあるとおり、靴下を使って作る人形です。
穴は開いていないけど毛玉が目立つ、片足だけになってしまった、サイズがあわなくなった…など、使い道に困っている靴下を活用しましょう。
サイズや柄が違うと組み合わせにくいのでは?と思うかもしれませんが、心配不要です。
パッチワークのように上手く縫い合わせれば、かわいく仕上がります。
赤ちゃんの頃に着ていた洋服、学校の制服など、想い入れのある素材で作るのもいいですね。
今回は最もシンプルに、靴下2本で蛇を作ります。
靴下で作る人形の材料
それでは、材料の確認をしていきましょう。
自宅にある靴下で十分ですが、市販の手袋や靴下を使ってもかわいくできますよ。
市販の商品を使う場合は、100均で売っているモコモコソックスがおすすめです。
縫い目が目立ちにくく肌触りが良いので、人形作りに向いています。
- 靴下1組以上
- 綿(なければ不要になった洋服などでもOK)
- ボタン
- フェルト
- 針
- 糸
- はさみ
初心者でも簡単!靴下で作る人形の作り方
作り方はとてもシンプルなので、想像しやすいと思います。
子どもと一緒に裁縫をする場合は、最後まで目を離さずに見守ってくださいね。
靴下の向きと、全体のデザインを決める
靴下をお好みの方向に並べて、できあがりをイメージしましょう。
今回は向きを逆にして靴下に動きをもたせましたが、向きは自由に決めてください。
靴下の先をカットして、シッポのようにすぼめるのもいいかもしれませんね!
目や舌の位置やデザインも、このタイミングで考えてみましょう。
蛇の頭を作る
蛇の頭側になる靴下を用意し、ハサミをくの字にいれてカットします。
靴下は伸縮性があるので、カットは理想のサイズより一回り小さくしましょう。
カットしたところを縫い合わせたら、頭の完成です。
中に綿を詰める
靴下の中に綿を詰め込んでいきます。
綿がない、もしくは足りない場合は、不要になった衣類を刻んで中に入れましょう。
柔らかく伸縮性のある生地はざっくりカットでかまいませんが、硬い生地は細かめに刻むことをおすすめします。
ティッシュ、あずき、ビーズなどでも代用できますが、かなりの量が必要です。
手芸用の綿を1袋買うのが現実的かもしれません。
手芸用の綿は、販売時には小さく見えますが、空気を含むと膨張します。
靴下を縫い合わせる
綿を入れたら、靴下の履き口同士を重ね、縫い合わせます。
履き口をくっつけるだけでは綿が飛び出す可能性があるので、重ね合わせた状態で縫うのがポイントです!
綿が邪魔するようであれば、靴下の奥に押し込んでみましょう。
目(ボタン)をつける
顔を正面にして、両側に目玉(ボタン)をつけましょう。
ボタンがなければ、フェルトやビーズでの代用もOK!
黒や茶色を選べばキリッと、カラーを選べばポップな仕上がりになります。
刺繍をして目をつけることもできますが、凹凸をつけた方がメリハリがつきますよ。
靴下の色やイメージによって使い分けてみてください。
舌(フェルト)をつける
蛇の特徴である長細い舌を、フェルトで作ってみましょう。
赤いフェルトを用意して、長方形に切り取ります。
靴下の大きさにもよりますが、まずは2cm幅に切ってみました。
ここからお好みで舌先を細めていき、切り込みを入れて2つにカットします。
カットだけではわかりにくいので、切り込み中央を2mmほど切り取ると、きれいに2つに分かれて見えます。
作った舌を口の中に縫い付けます。
形を整えたら完成です!
靴下で作る人形の作り方のコツ
人形を上手く作るコツを紹介します。
ポイントを押さえると、人形作りがさらに簡単に感じますよ。
綿はしっかりめに入れる
綿の量ですが、少ないと貧相に見えてしまうので、しっかりと詰めましょう。
顔や尻尾は少なくなりがちなので、先の方までぎゅぎゅっと押し込むようにしてください。
綿を詰めながら、途中で手触りを確かめるといいね。
枕にできるほどの弾力があると、使い続けてもくたびれ感が目立ちにくくなります。
便利品を活用すれば縫わずに作れる
今回は裁縫しながら人形を完成させましたが、
- シールつきフェルト
- 布用ボンド
- グルーガン
などを使えば、より簡単に作業を進められます。
針の管理に不安がある場合や子どもと作業するときにおすすめ。
初心者でも簡単!靴下で作る人形の作り方のまとめ
今回は靴下を使って蛇の人形を作ってみました!
使用する靴下の数を増やせば、ウサギやクマなども作れます。
材料によって作り変えるとおもしろいので、いろいろ試してみてください。