プラバンキーホルダーの上手な作り方
「ペットにそっくりのキーホルダーが欲しい!」「オリジナルのアクセサリーを作りたい!」そんな人におすすめなのが、プラバン工作です。
低価格でハイクオリティーな仕上がりが話題で、最近では推し活の一環にもなっています。
好きなデザインで作れるので、子どもから大人まで楽しめますよ。
そんなプラバンの魅力を紹介していきます。
プラバンキーホルダーとは?
プラバンとは板状のプラスチックです。
そのため、プラ板もしくはプラバンと表記されます。
原材料がプラスチックなので、熱を加えると小さく縮み、耐久性が上がります。
この特性を利用し、オリジナルのアクセサリーやキーホルダーが作れます。
プラバンキーホルダーを作るのに使うもの
プラバンの材料は、主に身の回りにあるものでまかなえます。
プラバンも100均で購入できるので、低予算で楽しめますよ!
- プラバン
- はさみ
- 油性ペン
- 鉛筆
- 消しゴム
- 穴あけパンチ
- ボールチェーン
- アルミホイル
- 重みのある本
- デザイン案
プラバンキーホルダーの上手な作り方
それではさっそく、プラバンキーホルダーの作り方を確認していきましょう。
オーブンを使う工程があるので、子どもだけで作業を進めないよう注意してくださいね。
大きさを決めて、ざっくりカットする
まずは、作りたいプラバンの大きさを決めましょう。
プラバンを理想のサイズにカットしてから作業をすると、デザインを描きやすいです。
プラバンは加熱すると約1/5のサイズに縮むので、大きめにカットしなければなりません。
5cmサイズのキーホルダーが良ければ、25cmにカットしてからデザインしてください。
キーホルダーやアクセサリー向けに穴を開けたり金具をつけたりする場合には、その辺りのイメージも一緒に膨らませると後々困りません。
デザインを決める
デザインは決まっていますか?
未確定の場合「プラバン デザイン」とインターネットで調べると、参考になるデザインが出てきます。
文字や柄を正確にきれいに描きたいときには、写し絵のようにプラバンの下にひいてなぞってみましょう。
スマホでも十分ですが、サイズが合わないときにはプリントアウトするのがおすすめです。
プラバンとデータをセロハンテープで貼り合わせると、描いてる途中でズレなくて安心!
穴をあけたり金具を接着したりするようなら、このタイミングで位置を決めてしまいましょう。
書き写す
プラバンの種類によっては、描いた色よりも薄く見えたり反転したりすることがあります。
透明なプラバンを使用する場合は特に心配ありません。
半透明のプラバンは裏表があり、ザラザラした半透明側に描く必要があります。
しかし加熱したあとにデザインがきれいに見えるのは、なんと反対面!
絵だけであればさほど気になりませんが、文字を入れる場合は裏表を確認してから作業するようにしてください。
水性ペンや色鉛筆が使用できるプラバンだったけど、色落ちが気になった……。
四隅を丸く切って、怪我をしそうな箇所を減らしました。
穴を開ける
描き終わったら、先ほど決めた位置に穴を開けます。
デザインの外側に穴を開ける場合は先に、内側に開ける場合は後から開けると簡単でしょう。
とはいえ穴あけパンチのサイズによって、穴を開けられる間隔が異なります。
「余白を切ってから穴をあけてみたら、思ったより奥に穴が開いてしまった……。」なんてことも。
別紙で一度試してみるといいね。
何度も確かめましたが、私自身ギリギリセーフな穴開けになってしまいました。
使う金具によっても、穴の位置に配慮が必要になります。
ボールチェーンやマルカンを通すなら問題ありませんが、ストラップタイプ(カニカン、ナスカン)はキーホルダーの縁と穴の間隔が広いと、サイズが合わず通らない可能性があります。
準備した材料、デザインによって開ける穴の位置を配慮だね。
オーブンで温める
トースターのある家庭は、トースターで十分対応できます。
オーブン・トースター内が温かいとすぐに変形してしまうので、未加熱の状態でセットしましょう。
アルミホイルを中に敷き、その上に作った作品を乗せてください。
アルミホイルは一度くしゃっと丸め、再度開いて伸ばし、凹凸のある状態にするのがポイントです。
準備が整ったら、加熱開始。
すぐに丸まるから、目を離さず見守ろう!
プラバンは熱が加わると縮んで丸くなりますが、その後真っすぐ元通りになります。
コロコロ転がったり左右が重なったり……心配な動きをしますが、ぐっと堪えてもう少し見守ってみてください。
元通り真っすぐに戻ったら、オーブン・トースターから取り出しましょう。
冷却とともに固まるので、ここからはスピード勝負です。
重しを置いて形を定着させる
熱いので菜箸などで取り出し、本の間に挟みこみます。
材質によっては紙が付着してしまうので、クッキングペーパーを挟むと安心です。
本に使われているのが光沢感のある用紙であれば、そのままでも問題ありません。
プラバンを挟んだら、両手を添えて体重をかけます。
今回は本を使いましたが、垂直に重みをかけられれば何を使ってもOKです。
しっかりと押さえれば、まな板でも問題なさそう。
金具を通す
数分もすれば粗熱が取れ、素手で触れるようになります。
出来栄えを確認して問題がなければ、穴にチェーンを通して完成です!
プラバンキーホルダーを上手に作るコツや注意点
プラバンキーホルダーは、コツさえつかめば誰でも簡単に楽しめます!
失敗しやすいポイントがいくつかあるので、頭に入れて挑戦してみてくださいね。
プラバンを取り出すタイミング
プラバンは取り出すまでに少しの忍耐力が必要です。
丸まっていく様子をみていると、心配になってついつい扉を開けたくなりますが、そこは我慢です。
丸まった後に元通り真っすぐになるので、そのタイミングで取り出してください。
タイミングが難しいから、加熱中は目を離さずに見守ろう。
また、同時加熱は1つまたは2つまでとしましょう。
2つ一緒に加熱するときは、距離をとって並べてください。
配置が近いと、途中で合体して悲しい思いをしてしまいます。
アルミホイルの上手な作り方
アルミホイルを丸めるときに力を入れすぎると、開くのが難しくなります。
ふわっと丸め、トースターに入れるときには真っすぐに伸ばしましょう。
凹凸やカーブが強すぎると、プラバンが変形しやすくなるので注意が必要です。
プラバンキーホルダーの上手な作り方のまとめ
プラバンは誰でも簡単に挑戦できる工作のひとつです。
金具を取り付ければ、アクセサリーにも大変身します。
インターネットにかわいいデザインがゴロゴロ転がっているので、アイディアを参考にオリジナルの作品を作ってみてくださいね。