フェルトのしおりの作り方ー初心者でも簡単にかわいく作れる
本記事では、初心者でも簡単にかわいく作れるフェルトのしおりの作り方を紹介します。
しおりは、本を読むのが好きな人にとって欠かせないアイテムですが、手作りのしおりは自分だけのオリジナルアイテムとして楽しめます。
フェルトを使ったしおりは、身近にあるもので簡単に色や形をアレンジできるため、自分好みのデザインで作れます。
手作りのしおりを作ってみましょう!
フェルトのしおり作りの材料
フェルトは手芸に欠かせない材料のひとつですよね。
今回は、誰でも作れる簡単工程!裁縫なしで「フェルトのしおり」を作ります。
カラーバリエーションをそろえれば、凝ったデザインもお手のもの。
まずは、以下のものを用意してください。
- シール付きフェルト
- レースリボン
- シール
- はさみ
- 刺繍糸
- ボンド
- 針(縫い合わせる場合)
縫い合わせて作るのもかわいいですが、シール付きのフェルトを使えば裁縫が不要になります。
デコレーション素材があると見栄えが格段にアップするので、気に入るものを用意してみてくださいね。
予備で付いてくる洋服ボタンやお菓子に付いてきたリボンなど、余っているものを有効活用するのもおすすめです。
身近なものを利用できると、なんだか得した気分になるね!
フェルトのしおりの作り方
手順はとても簡単!切って貼り合わせるだけ。
失敗するポイントもほとんどないので、どんどん進めていきましょう!
フェルトをカットする
長方形や丸形など、フェルトを好みの形に切ります。
中央から切ると余白が生まれてもったいないので、端の方から切り進めてください。
シールタイプのフェルトはハサミにくっつきやすくてカットしにくい…。
貼り付けで失敗する場合もあるので、ミスしたときにカバーできるよう、無駄なく使用しましょう!
シールタイプのフェルトは裏面に紙のフィルムが付いています。
下書きをしておけば、ハサミで切るときのガイドラインになります。
フェルトに直接書き込む場合は、色残りが少なく、下書きが目立ちにくい同系色の色鉛筆やチャコペンを使いましょう。
縫い合わせる工程がある場合は、下書きより一回り大きく切りましょう。
下書きは縫い合わせるときのガイドラインとして使うと便利ですよ。
紐を編む
先に紐がついていれば、本の間からしおりをのぞかせる必要がなくなるため、しおりの質を保てます。
また、収納スペースが小さい鞄や棚ではしおりが折れてしまうことも…。
紐であれば隙間にフィットするので、このような心配もなくなります。
今回は刺繍糸を使って紐を編んでみました。
刺繍糸3本で三つ編みをすると、見た目がかわいくなるね。
もちろん、レースやリボンを使っても問題ありません。
編んだ紐はフェルトの間にはさみます。
本数を増やしてミサンガのように編むのもいいですね!
その場合、紐に厚みが出るので、フェルトに穴を開けて結びつけるのがよいでしょう。
フェルトを貼り合わせる
意外にも一番難しいのが、フェルトの貼り合わせです。
フィルムを一気に剥がすと失敗しやすいので、端からそっと剝がしましょう。
剥がしたところから慎重にくっつけていくと、きれいに仕上がります。
間に紐を挟むときは紐の向きや厚みを確認し、凹凸が目立たないよう気をつけてください。
凹凸や透け感が気になるときには、しおりの表面にデコレーションをすると目立ちにくくなりますよ。
デコレーションをする
最後に、フェルトをデコレーションします!
ボンドを薄塗りして、好みのデコレーションを貼り付けましょう。
リボン、シールなどを貼り付けるとかわいく仕上がるね。
よかれと思って厚塗りすると、フェルトがボンドを吸収してベタベタします。
しっかりと乾かせばきちんと固定されるので、無理やり貼り付ける必要はありません。
乾きにくいときにはフェルトから距離をとって、ドライヤーの冷風を当ててみてください。
フェルトのしおりを作る際のコツや注意点
工程が少なく誰でも簡単に楽しめる、初心者向きのフェルトのしおり作り。
大きな怪我の心配はありませんが、失敗しやすいポイントがいくつか存在します。
せっかく作るなら失敗したくありませんよね。
下記の項目に目を通しておけば、しおり作りの成功率がアップします。
切るときには、裁ちばさみを使う
フェルトは布地なので、工作はさみではスムーズに切れません。
裁ちばさみを使いましょう。
また、フェルトのシールは刃にこびりつきやすいので、錆びないよう汚れをふき取りましょう。
穴あけパンチが使える厚みを確認
フェルトを重ねると、1cmほどの厚みになります。
穴空けパンチによっては、フェルトが中に入らないことがあるので注意が必要です。
穴を空けて紐を通す場合には、事前に確認するようにしましょう。
フェルトのしおりの作り方のまとめ
フェルトを使ったしおりは、ハサミさえ使えれば誰でも作れます。
準備も工程も少ないので、隙間時間を使った工作にも向いていますね。
友人や家族におそろいで作ってあげれば、喜ばれること間違いなし!
シンプルなデザインで量産してみてください。