SHARPホットクック(KN-HW16G)をレビュー おすすめメニューや評判・口コミを紹介
SHARPのホットクックという自動調理家電をご存知ですか?
実は、カットした素材と調味料を入れるだけであとは自動で調理してくれる、忙しい社会人や小さなお子さんがいる家庭にうれしい調理家電なのです。
ホットクックという名前の由来も「調理を放っておく→ほっとくクッキング」であるため、いかに簡単で便利なものなのかを紹介していきます。
ホットクック(KN-HW16G)の外観と概要
外観と概要を見ていきましょう。
カラーはブラックとホワイトの2色展開です。
サイズ | 幅330mm×奥行282mm×高さ240mm |
重さ | 約5.0kg |
調理容量 | 1.6L |
満水容量 | 3.4L |
設定温度(発酵・低温調理) | 35~90℃ |
最大予約設定時間 | 15時間 |
保温時間 | 最大12時間 |
楕円形で、左右にコブのように少し出っ張りがあります。
ボタンも少なくシンプルです。
蓋を開けると、内鍋がすっぽりと中に入っています。
ちょっと不思議な形だね。
大きさは、幅33.0cm×奥行き28.2cm×高さ24.0cmで、内鍋に入る要領は1.6Lの2~4人用です。
こちらのモデルは、内鍋の内側にフッ素加工がなされ、料理が鍋にくっつきにくくなっています。
2つの付属品がついています。
蒸し料理時に使用する蒸しトレイ(写真左)と、調理中に食材を混ぜてくれる混ぜ技ユニット(写真右)は料理の幅を広げてくれます。
ホットクック(KN-HW16G)のメリット
ホットクックは魅力いっぱい、一押しの調理家電です。
忙しくて自炊の回数が減ってしまった方、料理が苦手な方、小さな子どもがいる家庭は特に役立つでしょう。
どのようなメリットがあるのか、一つ一つ説明していきます。
忙しい人におすすめの簡単自動調理
基本的にカットされた食材と調味料を内鍋に投入し、ボタンを押してできあがるのを待つだけです。
時間がかかるのは、包丁を使っている時間のみ。
ですが、市販のカット野菜や水煮、スーパーで売られているカット済みの冷凍肉など、下準備ができているものを利用すれば、包丁すらいらなくなります。
袋から具材を出して内鍋に入れ、メニューを選択しスタートボタンを押すだけです。
夕飯の準備が一瞬で終わるよ。
また、火を使わず電気で調理してくれるので、できあがる間は自分の好きな時間を過ごせるのもうれしいポイントです。
多彩なレシピ
ホットクック購入時に公式のメニュー集がついてきます。
どう使っていいかわからない場合、このメニュー集を使って調理するといいでしょう。
すでにホットクック本体にメニューが登録されているので、メニュー集通りに食材と調味料を投入したら、あとは液晶画面の該当のメニューを押すだけ。
また、ご家庭の無線LANに接続すれば、本体に内蔵されているメニュー以外にもクラウドサービス「COCORO KITCHEN」から新しいメニューを増やすことも可能です。
「COCORO KITCHEN」は定期的に新しいレシピが出ており、食品会社とのコラボレシピなどもあるので、献立作りに役立つこと間違いないでしょう。
また「ヘルシオデリ」というサービスもあります。
シャープ公式食材配達サービスで、下準備済の冷凍食材と調合済の調味料が送られてきます。
内鍋に投入し「COCORO KITCHEN」から該当のメニューをダウンロードしてスタートを押すだけで、特別な料理が手間なくでき上がります。
記念日に利用したいサービスだね。
料理の幅は無限大。うれしい手動調理
基本的にメニュー集に載っていないメニューは、類似メニューで調理できます。
ですが、まるでコンロを使うように自分で手動設定することも可能です。
しかも、手動設定は「煮物を作る」「スープを作る」「炒める」「蒸す」「煮詰める」「発酵・低温調理をする」と様々な調理方法が選択できます。
例えば、市販のスープを利用して鍋を作る場合、まず、内鍋に食材と調味料(市販の鍋スープ)を投入します。
本体に内鍋をセットし、混ぜ技ユニット取り付け後、本体のボタン操作で「手動で作る」→「スープを作る」→「まぜる」と進んでいき、調理時間を任意で決めます。(今回は15分に設定しました。)
すると、このようにまるで本物の鍋で作ったかのような鍋料理が完成します。
とっても簡単〜。
公式メニューやダウンロードでメニューを増やすのもよいですが、鍋やフライパンで調理する感覚で手動設定を使ってもおいしい料理ができあがるので、ぜひチャレンジしてみてください。
最強の時短、二段階調理
蒸しトレイを利用すれば、同時に2種類以上の調理も可能です。
例えば、内鍋に水と本だしと味噌汁の具を入れます。
蒸しトレイにはソーセージとブロッコリーをのせておきます。
これをホットクック本体にセットします。
「手動で作る」→「スープを作る」→「まぜない」と設定します。(こちらは5分で設定しました。)
できあがったら、最後に内鍋に液体味噌を入れてお玉でかき回せば、自己流朝食セットのできあがりです。
ホットクックが調理している間に、着替えや洗顔ができてしまいます。
忙しい朝には、非常に頼もしい調理方法です。
自分で作るよりも味が凝縮されておいしい
温度センサーと蒸気センサーの2つのセンサーで常に鍋の中の温度を見ています。
自動できめ細かく火加減を調節してくれるので誰が作ってもおいしく仕上がります。
また、密閉性にすぐれた鍋の中で食材が持っている水分を使って調理をするので、普段の調理では再現できない、素材本来のうまみや甘みがしみ出た別格の味の料理を作れるのです。
お手入れが簡単
毎日使えるように、お手入れが簡単にできるようになっています。
しかも、内鍋以外のパーツは(蒸しトレイ・混ぜ技ユニットも含む)食洗機で洗うことも可能です。
内鍋はフッ素コーティングが施されているので、汚れがこびりつきにくく、お手入れ楽々です。
コーティングが剥がれてしまっても、内鍋だけを追加購入できるので安心ですね。
清潔に保てて、毎日気持ちよく使えるね。
ホットクック(KN-HW16G)のデメリット
便利で使い勝手のよいホットクックですが、デメリットも存在します。
購入後に後悔がないよう、下記を確認し、じっくり検討してください。
大きくて場所を取る
幅33.0cm×奥行き28.2cm×高さ24.0cmとあり、現物を見ると想像より大きいです。
購入前にキッチン周りの動線を考え、場所を空けておかなければいけません。
調理開始するまで時間がかかる
公式メニュー集に、おおよその調理時間が記載されています。
しかし、実際に調理が始まるのは、鍋が十分温まってからになります。
この余熱時間が10分前後あります。
これは手動設定でも同じです。
例えば45分で調理できるレシピがあったとしても、1時間ほどかかると見ておいた方が無難でしょう。
記載の時間は素材と調味料を入れ、スタートボタンを押してからの時間になります。
完全に自動調理ではないレシピもある
レシピ集の中には、調理中に一度蓋を開けて、追加で調味料や材料を入れないといけないものも存在します。
例えば、カボチャのポタージュです。
かぼちゃと玉葱と水、コンソメを入れてスタートボタンを押すだけなのですが、終了6分ほど前に報知音が鳴ります。
音がなったら牛乳を入れて再度スタートボタンを押さなければなりません。
また、設定で操作音を消している場合は、報知音も鳴らないので注意が必要です。
ホットクック(KN-HW16G)で作るおすすめメニューの作り方
ここでは、おすすめメニューの「チキンと野菜のカレー(無水カレー)」を紹介します。
実は、ホットクックの正式名所は水なし自動調理鍋といいます。
水を入れずに作る無水カレーは、ホットクックの得意分野を十分に生かしたレシピになります。
このレシピでホットクックを知った方も多いのではないでしょうか。
まずは、下記の材料を用意します。
材料:4人分
トマト(角切り) 3個(450g)
玉ねぎ(みじん切り) 2個(400g)
セロリ(みじん切り) 1本(100g)
鶏手羽元 8本(1本60g)
おろしにんにく、おろししょうが 各適量
市販のカレールウ 4〜5皿分
材料を用意したら、上から順番に内鍋に投入していきます。
本体に混ぜ技ユニットを取り付け、内鍋もセットします。
あとは、ホットクック本体で「メニューを選ぶ」→「カテゴリーで探す」→「カレー・シチュー」→「チキンと野菜のカレー(無水カレー)」→「スタート」とボタン操作をしていきます。
(余熱なしで)約1時間5分後、カレーが完成しました。
あとはご飯の上に盛り付けるだけです。
セロリの爽やかさ、玉葱の甘み、トマトの酸味、手羽元のだしが絶妙にマッチした一風変わったカレーです。
それぞれの具材の旨みが濃縮されてて、すごくおいしいよ。
この他にもスペアリブの煮込み、いわしの骨までやわらか煮、りんごのコンポ-ト等様々なメニューが存在します。
ホットクックを購入したら、ぜひいろいろなレシピをお試しください。
ホットクック(KN-HW16G)の評判・口コミ
Twitterでの評判・口コミを集めました。
良い評判・口コミ
いろんな料理をおいしく作れたという声がたくさんありました。
ホットクックのおかげで料理が楽になって手放せないと考えてる人が多いですね。
Twitterにはホットクックで作った超本格的でおいしそうな料理の投稿がたくさんあるので、他にもぜひ見てみてください。
悪い評判・口コミ
悪い評判・口コミはほとんど見つかりませんでした。
ホットクックを使えば誰でも簡単においしい料理ができるということですね。
ただ、iPadでの使いにくさはあるようです。
SHARPホットクック(KN-HW16G)をレビュー おすすめメニューや評判・口コミを紹介のまとめ
最初は使いこなすのに時間がかかるかもしれませんが、覚えてしまえば簡単に料理ができるようになります。
また、ホットクック本体は決して安くない金額ですが、外食やテイクアウトの回数が減り、調理中に好きなこともできるので、十分に元を取ることができるでしょう。
皆さんの生活にもホットクックを取り入れてみてはいかがでしょうか。