ダイソーの羊毛フェルトキットをレビュー 作り方や上手に作るコツを解説
ワンコインでさまざまな商品を購入できるダイソー。
本記事では、ダイソーで販売している「羊毛フェルトキット」をご紹介します。
キットという名の通り、必要な材料や基本的な手芸用具がひとつにまとまっているのがこの商品の特徴です。
他に必要な材料は?子どもでも楽しめる?
そんな疑問を確認していきましょう。
ダイソーの羊毛フェルトキットの内容
今回作るのはインコの羊毛キットです。
羊毛フェルト・ニードル・目玉パーツ・丸カン・ボールチェーン・説明書
キットの他に用意が必要なものが書いてありました。
目打ち・木工用のり・ペンチ・ハサミ・定規・専用マットもしくはスポンジ
目打ち・木工用のり・ペンチ…この辺りは、常備されていない家庭もあると思います。
しかし実際に作ってみると、準備物は家庭にある以下のもので代用ができました。
目打ち→竹串、つまようじ
木工用のり→接着剤、糊
ペンチ→ピンセット、フォーク ※頑張れば素手でもできます
足りないものがあれば、まずは身近なもので代用することをおすすめします。
ダイソーの羊毛フェルトキットのレビュー
それでは、作成の様子を交えてキットをレビューしていきます。
先に感想からお伝えすると、とてもかわいく仕上がりました!
皆さんにもおすすめできる商品です。
まずは工程に沿って、作り方とおすすめポイントを見ていきましょう。
作り方
作り方は、大きく3つに分けられます。
1、軸となる「体作り」
2、細かなパーツを接着する「飾り付け」
3、金具を固定する「仕上げ」
体作り
羊毛フェルトの主な動作は、羊毛を針で刺す「刺し固め」です。
最初に、インコの軸となる羊毛を刺し固めていきます。
柔らかな羊毛をくるりと丸め、希望のサイズに握って針を何度も刺します。
羊毛フェルトは柔らかいので、形を維持しながら針を刺すのが大変です。
専用マットもしくはスポンジの上に乗せて、バランスを取りながら刺しましょう。
最初のうちは変化が分かりづらいですが、まずは10分続けてみてください。
最後に同色の羊毛を薄く巻きつけ、表面を浅く刺してきれいに整えます。
飾り付け
小さなパーツを、いくつも用意しなければなりません。
どんなに小さくても横着せず、体と同じように針で刺し固めてください。
途中でサイズを確認しないと、アンバランスな仕上がりになります。
体にパーツをあてながら、微調整するとよいでしょう。
飾りは好みがあると思うので、無理につける必要もありません。
仕上げ
キーホルダーにする場合、頭に丸カンをくっつけます。
馴染ませるのに少し時間がかかりますが、大切な作業です。
丸カンの上に重ねる羊毛は、こより状にして念入りに刺し固めることをおすすめします。
置物にするのであれば、仕上げは省略して大丈夫です。
上手に作るコツや注意点
上手に作るには、体をしっかりと固めることが重要です。
土台が柔らかいと、パーツの固定に時間がかかってしまいます。
芯があるかないかによって、見た目が変化するので注意してください。
所要時間は1.5時間以上となっていますが、初心者は余裕をもって3時間確保することをおすすめします。
ダイソーの羊毛フェルトキットのメリット・デメリット
仕上がりはとてもかわいいのですが、作業は意外にも難しかったです。
作業していて感じたメリット・デメリットを紹介します。
メリット
とにかく、仕上がりがかわいかったです。
材料の量も問題なく、サイズを足し引きしながら好みのインコを作れました。
説明書には写真と英語説明文もあり、ちょっとしたプレゼントにも喜ばれそうです。
足りない材料は自宅にあるもので代用できるので、特別な準備をせずに始められます。
デメリット
細かな作業が苦手な人は、長時間集中するのは難しいと思います。
子どもであれば5時間以上、大人でも3時間を目安に考えた方がよいでしょう。
どんなに気を付けていても、勢い余って針を手に刺してしまうので、不安がある人は対策を考える必要があります。
しかしデメリットを考慮しても、大満足の内容でした。
100円でこれほど楽しませてもらえるのは、素晴らしいです。
ダイソーの羊毛フェルトキットをレビューのまとめ
完成レベルはとても高く、お値段以上の満足感がありました。
使用方法をきちんと説明すれば、小学校中学年・高学年でも楽しめそうです。
所要時間は1.5時間〜とされていますが、最低3時間は必要です。
ダイソーの羊毛フェルトキットは、インコ以外にも多くの動物が用意されています。
お気に入りを見つけて挑戦してみてください。